ジャニヲタの経験が就活に役立ったと思うって話
2019年2月、来る就活解禁に向け焦る日々。終わらない自己分析と業界分析。最終的には、自分に合ってるかなんてやってみないと分からないでしょと開き直る。
私は典型的な準備不足の就活生でした。
その結果、多くのお祈りメールをもらい、6月に入った段階で内定はゼロ。最終的に就職活動を終わらせたのは7月末でした。
途中で志望する業界を変えてみたり、自己分析に不安があるせいで自分に合った企業なのか不安になってみたり、終了直前までてんやわんやで2度とあんな経験はしたくないです。
そんな大変な就職活動でしたが、思い返すとジャニヲタでよかったな・役に立ったなと思うことがあったので、今回はそれをまとめてみます。
1.県外へ出ることへの抵抗
大学生になってから毎年のように遠征で東京や大阪に行っていたため、説明会や面接が東京や大阪と聞いても何とも思わない人間にやっていました。
私はもともとインドアなタイプで、旅行経験も修学旅行くらいの人間でした。
なので、ジャニヲタじゃなかったら、コンサートのために県外へ出た経験がなかったら、怖気づいて最終選考まで地元で行われる企業しか受けないでいたかもしれません。
また、そのおかげか“転勤あり”や“県外に配属の可能性あり”な求人にも抵抗はなく、今の会社に巡り合いました。
今の会社は、最終面接は東京&全国転勤のある仕事なので県内就職しか考えてなかったら、受けようとも思っていなかったでしょう。
ちなみにうちの母も、私が毎年のように東京に行っていたので、横浜配属と聞いてあまり遠い気はしなかったそうです。
2.交通手段やホテルの手配
大学生時代、遠征は地元の友人と二人で行くことが多かったのですが、新幹線や飛行機、ホテルの予約などは主に私がしていました。
そのため、東京・大阪での説明会や選考の際は、いつものサイトでいつものように予約するだけ。
自分が過ごしやすいホテル設備の条件や目的地に交通アクセスの良いホテルの探し方、飛行機の乗り方などもわかっていたので、不便・不安などなく過ごせました。
また行先検索や乗り換えアプリにも慣れていたため、会場までの経路でも特に不安を感じることなく過ごせたと思います。
3.就活費用の収入源
もともと私がアルバイトを始めたのは、友達とカラオケに行ったりご飯を食べたりすることに使うお金が欲しかったからです。
当時からHey! Say! JUMPは大好きでしたが遠征はまだしたことがなく、いくらお金がかかるとかも知りませんでした。
その後、大学1年生の冬に初めての遠征を経験し、その楽しさにハマった私は趣味に使うためのお金欲しさにどんどんシフトを増やしていくようになりました。
こうして私は、アルバイト開始当時に考えていたよりも大きい金額を稼ぐようになりました。
そのため、就活によって支出が増えても問題なく過ごせていたと思います。
4.気になる現場はとりあえず行くの精神
ジャニヲタをやっていて、行けなかった現場のレポを見て羨ましくて転げ回ったり、突然の脱退や活動休止で前回のコンサートが最後でしたって展開を見たり、いつでも・いつまでも会える訳じゃないと痛感する出来事は多くありました。
そのため、行けるときは迷わず行こうという“気になる現場はとりあえず行く精神”のヲタクになりました。
行かぬ後悔よりも行く後悔という考えは就活にも遺憾なく発揮され、気になる企業の説明会はとりあえず聞く、選考を受けてみるなど行動的になれました。そしてそれが全く苦じゃなかった。
高校生までの私は、気になる部活や趣味などがあっても、挑戦する前にマイナス面だけを探してしまい行動に起こせずにいました。
しかし、Hey! Say! JUMPのおかげで、自分が興味のあることへのフットワークが軽くなり、行動的になれていたため、就活でもまずは行動するということができました。
効率だけを考えるとめちゃくちゃ無駄が多くて、時間もお金ももったいなかった部分はあると思いますが、あちこちフラフラして、いろんな話を聞いて、その上で決めたことなので自分の最終決定に自信が持てたんだと思います。
まとめると、
・自分が興味のあることに対するフットワークが軽くなり、行動範囲が広がった
・宿泊を要する旅行やいろいろな交通手段の利用経験が積めた
・初めての場所での移動や乗り換えへの耐性が付いた
・自分が満足する就職活動を行えるだけの収入があった
ジャニヲタの経験、もとい遠征の経験が就職活動に役に立ったことはこんな感じです。こうじゃなかったらきっと地元での就職を望み、今の仕事は選んでいない思います。
私の可能性を広げてくれたのは間違いなくHey! Say! JUMPです。
ありがとうHey! Say! JUMP
そして、毎年一緒に遠征してくれた友人にも感謝です。